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GFA「2025年3月期決算」発表延期、監査法人が評価確認に時間を要す【5月15日「適時開示」ピックアップ】

東証スタンダード上場で企業の資金調達など、多角的な事業を展開するGFA(東京・港区)は5月15日、同日に予定していた2025年3月期決算の発表を5月20日に延期することを発表した。

同社は延期の理由を、5月9日から決算短信の提出に向けて経営陣と監査法人とのインタビューなどを開始していたが、13日に〈当社の定める暗号資産に関する評価手法において、追加確認事項がある旨、監査法人アリアから伝達を受け、評価の確認に時間を要することから開示予定を延期せざるを得なくなりました〉としている。

本誌でも既報の通り、GFAは今年1月、韓国の「釜山デジタル資産取引所」の一部株式を取得する基本合意締結を発表したものの、BDANから〈1月15日と2月3日に日本のメディアを通じて報道された日本GFA社による釜山デジタル資産取引所(BDAN)の株式取得に関するニュースは、全くの事実無根であることをお知らせいたします〉と反論され、3月には基本合意書を解除している。

なお、同社は昨年11月提出の25年3月期半期報告書にも「継続企業の前提」に注記が付されている。

21:35【GFA】2025 年3月期決算短信発表の延期に関するお知らせ(2025年5月20日予定)
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120250515555765.pdf