古代ギリシャ語の「操舵」を意味する言葉が源流とされるガバナンス。
人類は長く個人と組織との関係に苦悩してきました。組織の長たる"ラストマン"は「全体最適」の実現、すなわち、組織のガバナンスを構築し機能させることをその使命としています。
一方、危機的状況に際し乗組員たちの安全を見届け、最後に船から降りる船長こそ、ラストマン、その人なのです。
組織を勤かす「ヒト·モノ·カネ」のうち、人間が最も重要かつ不確定な要素である以上、その責任者が抱える難題はヒューマンリスクにいかに対処するか――にほかなりません。
「Governance Q」(ガバナンスQ)は、ディークエストグループがコンプライアンス調査、内部通報、不正検査の分野で培ってきたヒューマンリスク·マネジメントの知見を惜しげもなく投じ、あらゆる組織のラストマンにガバナンス構築に立ち向かうための一助を提供してまいります。
「Governance Q」では以下のような編集方針のもと、コンテンツをお送りしています。既存のメディアとはひと味違ったオリジナルの情報·論考をぜひご覧ください。
-
ガバナンスの「核心」を探求する
ひと口にガバナンスと言っても、核心を突いた情報や本質を掴んだ論説はそう多くありません。 「Governance Q」では、企業・組織統治の在り様について積極的に提言を発信する八田進二・青山学院大学名誉教授の対談企画などを通じて、ガバナンスの本質をともに探ります。
八田進二教授の熱血対談
「ガバナンス立国を目指して」 -
ガバナンスを「クライシス」から学ぶ
企業や組織でガバナンスが健全に機能しているかが真に問われるのは、多くは“有事”においてです。 「Governance Q」では、ディークエストグループが培った内部通報、不正検査、コンプライアンス調査の知見も交え、リスクマネジメントの視点からガバナンスに迫ります。
「米国公認不正検査士協会」連携企画
アメリカ「フロードスター」列伝 -
ガバナンスの諸相を「複眼」で炙り出す
大勢を占める見解や世上に流れる情報が常に正しいとは限りません。 「Governance Q」では、アクティビスト(物言う株主)など、時に少数、異端、過激とされる意見からも視点を提供。 対立する両論を並べるなど、単眼ではない複眼からガバナンスにアプローチします。
【13人連続インタビュー】
賢者たちが語る「
2025年ガバナンス予測」 -
ガバナンスのリアルに「プロの鋭角」で迫る
ガバナンスは机上の理屈だけで語ることはできません。 実務家の洞察や経験、専門記者の掘り下げた取材から見えてくるリアルがあります。 「Governance Q」では、プロフェッショナリズムの鋭い視点から、組織の現場でも得心するガバナンスの現実をお伝えします。
フジテック「追放創業家」が
選んだ “最悪の選択” -
ガバナンスの課題に「気づき」を届ける
ガバナンスが“人の営み”である以上、理想論に終始するご高説や無味乾燥な制度・法律論だけでは疲労困憊してしまいます。 「Governance Q」では、洒脱なエッセイやライトな読み物など、気づきを得られつつも“ガバナンス疲れ”を癒すコンテンツもお届けしていきます。
“公認不正検査士”野村彩弁護士
経営者のための「ハラスメント」アップデート講座