損保ジャパン「金融庁処分」の深層――なぜ危機管理は失敗したのか?

中古車販売大手のビッグモーターによる保険金不正請求問題をめぐって、金融庁は2024年1月25日、損害保険ジャパンおよび親会社のSOMPOホールディングス(HD)に業務改善命令を出した。これを受け、グループトップのSOMPOHD会長兼グループCEO(最高経営責任者)の櫻田謙悟氏は3月末に退任することを発表。事実上の引責辞任と言える。結果的に“最高実力者”のクビが飛んだ今回の不祥事。損保ジャパンでリスク管理担当役員を務めた同社OBで、現在は日本経営倫理学会常任理事の井上泉氏(ジャパンリスクソリューション社長)が、23年11月の前回シリーズに引き続き、ガバナンスの観点から問題を総括する。なぜ、損保ジャパンでクライシスマネージメント(危機管理)は機能しなかったのか――。
【前回シリーズ】「ビッグモーター×損保会社」問題の核心(全6回)
【前回シリーズ】「ビッグモーター×損保会社」問題の核心(全6回)
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【損保ジャパン「金融庁処分」の深層#6】組織風土改革“5つの提言”《後編》
2024年2月9日 | 井上 泉 | 特集
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【損保ジャパン「金融庁処分」の深層#5】組織風土改革“5つの提言”《前編》
2024年2月8日 | 井上 泉 | 特集
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【損保ジャパン「金融庁処分」の深層#4】SOMPOHD「保険持株会社」の重い責任
2024年2月6日 | 井上 泉 | 特集
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【損保ジャパン「金融庁処分」の深層#3】SOMPOHD“子会社監督責任”どこまでか
2024年2月5日 | 井上 泉 | 特集
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【損保ジャパン「金融庁処分」の深層#2】18年前の“同根の業務停止命令”
2024年2月2日 | 井上 泉 | 特集
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【損保ジャパン「金融庁処分」の深層#1】断罪された組織風土
2024年2月1日 | 井上 泉 | 特集