今さらの「政策保有株削減」に経営改革は期待できるか【ガバナンス時評#19】
八田進二教授の「ガバナンス」時評
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八田進二:青山学院大学名誉教授 3月末までに開示された東証プライム上場企業のコーポレートガバナンス報告書を集計したあずさ監査法人によると、プ…
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2023年の株主総会で取締役再任の賛成率が過半数割れ寸前となり、「御手洗ショック」に見舞われたキヤノン。それが一転、さる24年の総会で、御手…
シリーズ#1はこちら 東証が「対応企業」を公開 (前記事から続く)2023年3月に東京証券取引所がプライム、スタンダードに上場する全企業に向…
昨年3月末に東京証券取引所が《資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応等に関するお願い》を発信し、PBR(株価純資産倍率)1倍割れの…
間もなく終わる2023年。この1年、日本の証券市場ではさまざまな異変が起きた。アクティビスト(物言う株主)による株主提案数の増加、MBO(経…
大正製薬ホールディングス(HD)が11月、MBO(経営陣による買収)を発表した。祖業である大衆薬市場の低迷を受け、中長期的な経営戦略を再構築…
「何を問われているのか」を見誤った創業家 (#6から続く)アクティビストファンドのオアシス・マネジメントの攻勢でフジテックを追放された創業家…
実現しなかった「非上場化」という選択 (#5から続く)「この(株主)提案は、創業家がファンドから経営権を取り戻すものではありません」 フジテ…
(#4から続く)フジテック創業家の3代目社長、内山高一に対し、株主資本主義はあまりに冷酷だった。 アクティビストファンドのオアシス・マネジメ…
オアシスに対抗した内山前会長の‟情報戦 (#3から続く)フジテック前会長の内山高一の資産管理会社、ウチヤマ・インターナショナルは、元日興コー…