【2025年3月17日「適時開示ピックアップ」】プロト、AOKI、ピクセルカンパニーズ、東和薬品、三櫻工業、ギフトHDなど283件のリリース

週明け3月17日月曜日の日経平均株価は前営業日比343円高の3万7396円で取引を終えた。

そんな17日の適時開示は283件。この中から、コーポレートガバナンスや経営をめぐる突発事象、リスクマネジメントに関するリリースをピックアップする。

中古車情報「グーネット」プロトMBOに株主から会長・社長の行為差し止め請求

東証プライム上場で自動車関連サイト「グーネット」を展開するプロトコーポレーション(名古屋市)が3月14日、2月4日付発表のMBO(経営陣買収)をめぐり、同社の株主カナメ・キャピタル・エルピーから、横山博一会長と神谷健司社長の2取締役について「取締役の行為の差止め仮処分命令の申立て」を名古屋地裁に提起された。

【プロトコーポレーション】株主による取締役の行為の差止め仮処分命令申立てに関するお知らせhttps://www.proto-g.co.jp/uploadcheck/?referer=/upload/file/news_release/5990/194c6106fb1380f4e61a4440d8c7c905.pdf

AOKI子会社「不正アクセス」続報、ピクセルが課徴金6億円余の納付認める

このほか、AOKIホールディングスが子会社での不正アクセス事案についての続報を発表。

【AOKIホールディングス】連結子会社における不正アクセスの発生及び個人情報漏えいの可能性に関するお知らせ (第三報)
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120250317595133.pdf

不正・不祥事系では、スタンダード上場のシステム開発、ピクセルカンパニーズは2月、有価証券報告書の記載不備や虚偽記載をめぐって証券取引等監視委員会から課徴金6億2984万円の納付を勧告されていた問題で、金融庁に納付額と関連の事実について認めることを発表した。

【ピクセルカンパニーズ】課徴金についての審判手続き開始決定に対する答弁書の提出について
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120250317595241.pdf

三櫻工業、ギフトHD…投資家との対話系リリース相次ぐ

一方、コーポレートガバナンス系のリリースでは、プライム上場の東和薬品が「内部統制システムの整備に関する基本方針」の一部改定を発表した。

【東和薬品】「内部統制システムの整備に関する基本方針」の一部改定に関するお知らせ
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120250314594438.pdf

プライム上場で自動車配管の世界首位級、三櫻工業はさる3月7日に開催した個人投資家向け説明会で参加者より寄せられた主な質問事項に関する回答を発表。

【三櫻工業】ステークホルダーの皆さまから頂戴した質問とそれに対する回答 (2024年度個人投資家向け会社説明会)
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120250317595098.pdf

同じくプライム上場で「町田商店」などのラーメンチェーンを展開するギフトホールディングス(東京・渋谷区)は、17日に開示した2025年10月期の第1四半期決算について想定される質問を予め会社側で設定、それに回答するという内容となっている。

【ギフトホールディングス】2025年10月期1Q決算について想定されるご質問に対する回答
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120250317594923.pdf