【大塚和成弁護士】会社経営権争奪戦における「IRアドバイザー」という死角《後編》
GQレポート
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- 大塚 和成《プロフィール》
買収防衛にかかる費用と利益供与罪 (#1から続く)――経営者の自己保身のために弁護士やIRアドバイザーに会社から報酬を支払うことについてはど…
1971年生まれ。早稲田大学法学部卒業後、99年弁護士登録(第二東京弁護士会)。2018年に現在のOMM法律事務所を開設。その間、CDG社外監査役、ユニバーサルエンターテインメントやUTグループ、デジタルプラスの社外取締役などを歴任する傍ら、公益社団法人能楽協会の監事を務めた。会社法やM&A、コンプライアンス関連の企業法務で知られ、特に経営支配権をめぐる案件で活躍している。著書に『内部統制システムの法的展開と実務対応』 『Q&A 平成26年改正会社法〔第2版〕』(ともに編著)などがある。