2023年には東証が監理銘柄に指定
東証スタンダード上場でインターネットサイトを運営するベクターホールディングス(HD、東京・港区)は6月20日、不動産売買取引に関連して訴訟提起されたことを発表した。
訴えを起こしたのは金融システム・ソフトウェアの開発・運用等を手掛けるVirtual Wall(ヴァーチャルウォール、未上場、東京・港区)だ。訴訟の内容は不動産売買取引に関して1億8696万1828円の違約金および遅延損害金を求めるというもの。
同社は〈相手方の主張及びその根拠を精査した上で適切に対処してまいりますが、当社の責任が否定されるよう法的正当性を主張・立証していく方針です〉としている。
ベクターHDは2023年2月に蓄電池事業における不正な資金の流出等で特別調査委員会が立ち上げられ、さらに東証の監理銘柄に指定されたことや、24年8月にも買収に絡み2社から違約金請求の提訴を受けた過去がある。
11:30【ベクターHD】当社に対する訴訟提起に関するお知らせ
https://corp.vector.co.jp/wp-content/uploads/2025/06/20250620_1.pdf