前日3月6日の東京株式市場は続伸し、前日比286円高の3万7704円で取引を終了した。
そんな6日の適時開示は154件。
コーポレートガバナンスに関連する主なリリースは、監査役会設置会社から監査等委員会設置会社に移行するという古河電工の機関設計変更など。一方、リスクマネジメントについては、かどや製油のごま油販売をめぐって独占禁止法違反の疑いがあるとして公正取引委員会から意見聴取通知書を受領したことなどのリリースがあった。
その他、東証スタンダード上場で企業の資金調達支援のGFAがコンサルティング会社との営業貸付金融資における訴訟で和解。
同じくスタンダード上場で暗号資産交換所「Zaif」を傘下に持つクシムが本社の移転を発表。米トランプ政権が打ち出す政策にも煽られ、日本人の暗号資産への関心が急拡大する中、クシムをめぐっては2月に株価が暴落。3月4日には一般誌の『週刊文春・電子版』が内紛を報道する事態にまで発展している(本誌既報)。
【古河電工】監査等委員会設置会社への移行に関するお知らせ
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120250306589317.pdf
【かどや製油】公正取引委員会からの意見聴取通知書の受領について
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120250306589633.pdf
【GFA】和解による訴訟の解決に関するお知らせ
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120250306589570.pdf
【クシム】本社移転に関するお知らせ
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120250306589500.pdf