検索
主なテーマ一覧

祝WS制覇! 大谷翔平の元通訳「水原一平」は安全ではない!? 米刑務所という“暴力世界”【海外法務リスク#5】

有吉功一:ジャーナリスト、元時事通信社記者

(前回までの記事はこちらから)映画や小説に登場する米国の厳重警備の刑務所は、殺人や強盗を働いた凶悪な犯罪者が収監される、一般社会とは懸け離れた場所だ。

そこには刑務所当局の管理は及ばず、“力”だけがモノを言う。日本人にとっては果てしなく縁遠い異空間のように見えるが、米企業や米国社会に害を及ぼす詐欺などの犯罪に関与すれば、普通の日本人であっても、危険度が高い刑務所に収監される恐れは皆無ではない。

「弱肉強食」という原始的な掟が罷り通っている米国の矯正施設とはいったい、どんな場所なのだろうか。そして、前回#4で詳報し、本日10月31日、4年ぶりにワールドシリーズを制覇した米大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手の元通訳、水原一平の施設への収監も近いとされるが、彼を待ち構えるのはどんな環境なのだろうか――。

「刑務所レイプ撲滅法」施行も男性の“性被害”当たり前…
1 2 3 4 5

ランキング記事

【PR】【11月26日(火)14:00~開催】アンケート無料ウェビナー開催 内部通報実務者Q&Aウェビナー~アンケートから見る現場の声とその対策~【参加特典あり】
【PR】【11月26日(火)14:00~開催】アンケート無料ウェビナー開催 内部通報実務者Q&Aウェビナー~アンケートから見る現場の声とその対策~【参加特典あり】
【PR】【11月27日(水)14:00~】無料ウェビナー開催  【商標業界最前線】メタバースにおける画像・商標の保護 ~不正競争防止法改正と商標・画像保護の最新動向~
【PR】【11月27日(水)14:00~】無料ウェビナー開催  【商標業界最前線】メタバースにおける画像・商標の保護 ~不正競争防止法改正と商標・画像保護の最新動向~

ピックアップ

  1. 【2024年11月20日「適時開示ピックアップ」】ストレージ王、日本製麻、コロプラ、GFA、KADO…

    11月20日の東京株式市場は反落した。日経平均株価は売り買いが交錯し、前日から62円下落した3万8352円で引けた。そんな20日の適時開示は…

  2. 安藤百福「素人だから飛躍できる」の巻【こんなとこにもガバナンス!#36】…

    栗下直也:コラムニスト「こんなとこにもガバナンス!」とは(連載概要ページ) 「素人だから飛躍できる」安藤百福(あんどう・ももふく、実業家) …

  3. 【《週刊》世界のガバナンス・ニュース#2】米エヌビディア、豪レゾリュート・マイニング、加バリック・ゴ…

    組閣人事報道も相次ぎ、世界がトランプ米大統領の再来前夜に揺れ動く中、世界では、どんなコーポレートガバナンスやサステナビリティ、リスクマネジメ…

  4. 鳥の目・虫の目・魚の目から見る「公益通者保護法」の再改正【遠藤元一弁護士の「ガバナンス&ロー」#5】…

    遠藤元一:弁護士(東京霞ヶ関法律事務所) 内部通報者への「不利益処分に刑事罰」構想の実効性は? 公益通報者に対して公益通報者保護法が禁止する…

  5. 【米国「フロードスター」列伝#1】「カリブ海豪華フェス」不正実行者の所業と弁明…

    さる2024年9月、テレビ朝日系バラエティー番組『しくじり先生 俺みたいになるな‼』に、見慣れぬアメリカ人が登場した。その名は、ビリー・マク…

  6. 「日本ガバナンス研究学会」企業献金から大学・兵庫県知事問題までを徹底討論《年次大会記後編》…

    (前編からつづく)ガバナンス弁護士の泰斗として知られる久保利英明氏が会長を務める日本ガバナンス研究学会。その年次大会が10月5日、大阪・茨木…

あなたにおすすめ

【PR】内部通報サービスDQヘルプライン
【PR】日本公認不正検査士協会 ACFE
【PR】DQ反社チェックサービス